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【分野別コース情報】 理学療法

オーストラリアで理学療法(Physiotherapy)を学ぶには3つの方法があります。

日本の理学療法養成専門学校を卒業後の留学

オーストラリアで理学療法士(Physiotherapist)になるための資格取得コースとしては、修士号(Master Degree)レベルとなり、入学基準は、理学療法の“学士号を取得”していること、となります。 そのため、専門学校卒業資格では入学条件を満たすことができず、まずは理学療法の学士課程(Bachelor Degree)に入学、卒業する事になります。
理学療法の学士コースの修学期間は4年間で、入学に必要な英語力はIELTSで6.5~7となります。 その後修士課程に進む場合には、学士課程で規定以上の成績を収める事が進学条件となりますので、卒業まで気を抜かずに頑張りましょう。

日本の大学の理学療法科を卒業後の留学

理学療法関連の学士号(Bachelor Degree)を取得していれば、理学療法修士課程(Master)の申請対象となります。 但し入学審査は非常に厳しく狭き門となります。 入学審査では学士課程での成績だけでなく、専門科目ごとの履修時間や実習時間、また、過去の社会貢献度や論文発表なども含めて行われます。  入学に必要な英語力はIELTSで7以上であり、また、ほとんどの大学で定員を設定しており、留学生枠は現地学生に比べて少ないため、非常に困難で狭き門であると言えます。

理学療法の専門性を養うための留学

オーストラリアのPhysiotherapist の資格を取得するのではなく、Physioの専門性;Cardiothoracic(心臓と胸部), Gerontology(老年), Musculoskeletal(筋骨格), Neurological(神経), Sports などの専門性を養うための留学を希望している場合もあるかと思います。 その場合にもコースは大学院課程となりますので、入学条件としてまず理学療法の学士号が必要となります。 また、他に2年以上の理学療法士としての経験が問われる事もあり、コース修了後 も理学療法士として働くことを証明しなければならないケースもあります。 入学審査では理学療法の勉強会や学会などに積極的に参加 したりしている事が有利となります。

 大学によっては、州の理学療法士認定機関(Physiotherapist Registration Board)に一時登録することを求めるところもあります。 州の理学療法士認定機関に一時的に登録するためには、日本の理学療法士資格を、オーストラリアの資格と同等であると認めていなければならないのですが、残念ながら日本の理学療法士は同等と認められておらず、登録できないのが一般的ですが、例外として10年以上の経験を持つ日本の理学療法士が一時登録を認められたケースもあります。

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