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大学・大学院

【分野別コース情報】 芸術・文化

芸術学部と一言にいっても幅広く、分野によって細分化されています。

オーストラリアの大学で開講している芸術系のコースを以下のように大きく3種類に分類してみました。

絵画/デザイン
-Visual Arts, Graphic Arts, Ceramics, Jewellery, Illustration, Animation, Graphic Design, Industrial Design, Applied Design, Building Design and Technology, Interior Design and Decoration, Furniture Design, Multimedia(Design), Fashion Design, Textile Design

写真/フイルム/TV
-Applied Photography, Screen, Animation, Film Scouring, Broadcasting, Creative Arts( Bachelor-Screen Writing)

劇場/パフォーミング・アーツ、音楽
-Small Companies and Community Theatre, Music Performance, Dance Teaching, Performing Arts, Sound Production, Stage Management, Creative Arts( Bachelor-Screen Writing)

上記コースの多くは大学での開講となりますが、TAFEなどの専門学校でも受講できるコースもあります。

実際にこれらのコースに申請するには、願書はもちろんのこと、過去の高校や大学の卒業・成績書類の他にポートフォリオを提出する必要があります。

ポートフォリオとは作品集のことで、入学前までにどの程度その志望するコースに関連した経験を積んできたか、入学時点での技術と芸術性を評価するために提出が必要となるものです。過去に本格的にアートやデザインを学んだ者はすでに自分の持っているスキルと芸術性が審査され、経験の浅いものはどこまで芸術的センスがあるかが審査されます。提出したポートフォリオを基に志望する学科・学位と経験値が見合っているかの審査が慎重に行われます。そのため芸術関連のコースの入学にはポートフォリオの提出を入学条件の一つとして定めている場合がほとんどです。

ポートフォリオはDVDやCDに収めるのが通例ですが、昔ながらの方法でファイルに装飾付きで収め、学校に提出する形でもよい場合もあります。ただし、返品されることはほぼないので、自分で必ずコピーを保管しておくようにしましょう。

ポートフォリオには入学条件で決められている数の作品を収め、できるだけバラエティーに富んだ内容にするとよいでしょう。例えば、インテリアデザインコースに申請する場合でも、自分のテーマを決めてそれを表現するのに写真や、デッサン、コンピュータソフトを利用した簡単な空間デザインや家具デザイン、水彩画、あるいは油彩画、3Dの工芸など様々な角度から自分の持っている技術をアピールすることがポイントです。また、何故そのテーマを選んだのかや、将来の目標をショートエッセイとして添えておくと、審査官が審査しやすくなります。

デッサンやデザイン、色彩など入学時点で既に求められるスキルの勉強を全くしたことのない者は、ポートフォリオの提出を要求しない初心者でも入学ができる基礎コースから学ぶことをお勧めします。学校によって入学条件が異なり、基礎コースでもポートフォリオを要求するところもありますが、要求しない学校を選択する方が賢明かもしれません。

ポートフォリオの提出が必要になるかどうかは各コースの入学条件を見て確認できます。

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