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留学体験談

【大学院】てるてるさん

<留学体験談> てるてるさん、修士課程

てるてるさん 30代男性、日本帰国後の回想留学体験記

職業(留学前):医師 現在:医師

オーストラリアでの勉強

– – – 勉強した都市、 大学、コース、専攻  

アデレード 

フリンダース大学   

教育学修士 ジェネラル

– – –勉強した都市、 大学、 コース、専攻を選んだ理由

まずはアデレードという都市があまり大きくもなく、小さくもなく、暮らしやすいだろうということと日本人が他の有名都市に比較して少ないので英語にどっぷりとつかる生活ができるだろうという判断があり、選択しました。また、フリンダース大学はオーストラリアでも有名な僻地での医学生教育を行っており、医師としての職業柄、当初は臨床医学教育学修士のコースを選択するつもりでしたが、Distant Learningの方法しかなく、現地でどうしても学びたいという思いがあったの で教育学を履修しながら、教育学以外にも僻地で行われる医学教育も選択科目で履修できることも大きな魅力でした。また、留学生に対してのサポートもしっかりとしていることが安心して学校に通える可能性を感じ、最終的にはフリンダース大学を選択しました。

– – – 都市、学校、コースでのよい経験

医師として通常の教育学修士課程を履修するのは抵抗があったのですが、終わってみると医師として日本の研修医を教育するに当たって非常に大切なものがしっかりと学べる内容でした。その際にオーストラリアの学校教員の皆さんと授業を履修することができ、また、他国からの留学生とともに学べたのもわたくしの人生にとって非常に有意義でした。また、選択科目として履修した医学教育の科目も日本との考え方の違いに驚き、感心する日々でした。すべてが日本の教育現場に通用するとは思えませんが、大きなヒントになることは間違いなさそうです

– – – 都市、学校、コースでの悪い経験

アデレードは小さい都市ですので日本食を手に入れるのが他の年に比べて難しかったように思います。それはそれで新鮮ではありましたが・・・。特に印象に残る悪い経験は幸いにしてありませんでした。

– – – オーストラリアでの勉強についての評価

大変満足。

国違いを知る、他国からの留学生を知る、日本という国を見直す、いずれの観点からもとても有意義な勉強だったと思っています。特に西洋的な考え方は私たちが日ごろから信じてやっていたことを一部、覆すようなものであったり、逆にこんなに離れていても同じ考え方をするものであると感心したりの毎日でした。また、オーストラリア人気質というか、ゆったりと時間が流れる間隔も今までにない人生であったように思います。

– – – オーストラリアでの勉強は将来役に立つと思いますか?

はい

日本の田舎の地域でどのように医学生や研修医を育てていくかという意味でフリンダース大学が行っている地域での医学教育は非常に価値のあるものでした。また、認知心理学の学問はすべての教育学の根幹に関わるものであるので非常に役に立つ内容であったと思っています。

オーストラリアでの生活

– – – 居住形態は?

家族と一軒家

– – – 滞在中に住居を変えたことはありますか?

はい

最初、適当な家が見つかるまではウィークリーアパートに滞在し、その後、前述の一軒家に決めました。

– – – オーストラリアでの経験

交通アクセスに関してはアデレードはやや田舎であり、フリンダース大学も市中心街からは離れているので決して便利であるとはいえません。ただ、私の場合は自家用車を運転していたのでさほど問題にはなりませんでした。食べ物はやはり、なかなか日本食に触れ合うことは少なかったと思います。ただ、自炊しようと思えばスーパーマーケットには何でもそろっているので問題ありません。予想よりは食費がかかる・・・肉以外は日本の食料品よりも高い印象があります。アクティビティとしてはアデレードは最適です。もちろん、シドニーやケアンズのように観光を主たる目的としてものはあまりないですが、日常生活の中で普通にカンガルーやコアラ、冬にはクジラも見られます。また、有名なオーストラリアワインのワイナリーが近郊にたくさんありますので非常にオーストラリアを安価で体感できるよいところです。