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語学学校

語学学校選びの決め手

まず、入学を希望している大学・専門学校に付属の語学学校が併設されている場合には付属英語コースで英語を学ぶのがいろいろな意味でベストオプションとなります。 もしも入学を希望している大学・専門学校に付属や認定英語コースがない場合や、まだ進路が決まっておらず語学力向上だけを目的とする場合においては、数ある語学学校から、ご自身に最適な語学学校を選ぶ事になると思います。

語学学校を選ぶ際の決め手として、次のような要素が考えられます。

学校の規模 - 大学やTAFE付属の語学学校であれば、語学学校生でもキャンパス内の全ての施設を利用する事が出来る場合がほとんどです。図書館やフィットネス・クラブなどが例として挙げられます。また現地の大学のキャンパスに足を踏み入れることによって、より留学生活の意識が高まるでしょう。ただし、大学付属の語学学校は授業料が多少高く、また、規模が大きい為学生一人一人に細かい気配りが行き届かない可能性も考えられます。

クラス数 -全校生徒数が多いとその分クラス数も多く、クラスは英語レベルに合わせて細かく分かれているため、クラス数が多ければより自分の英語力に適したレベルの授業を受けることができます。

コースの種類 - すべての語学学校でリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングを全体的に学ぶ一般英語コースを開講しています。 一般英語コースはレベル別にクラス分けがされていて、ほとんどの学校で初級(エレメンタリー)・準中級(プレ・インターメディエイト)・中級(インターメディエイト)・準上級(アッパーインターメディエイト)・上級(アドバンス)の5つのレベルに分けていますが、小規模な学校では2つのレベルを一つに合併している事もあります。 また、逆にそれ以上の細かいクラス分けを学校の特長としている学校もあります。
IELTS(アイエルツ)テストで高得点を目指すためのIELTS対策コースや、TAFEや大学に進学したい人の為の進学準備英語コースなど、一般英語コース以外のコースを希望している場合には、まず希望のコースの開講のある語学学校に絞ってから学校選びを行いましょう。

施設 - 図書館の規模、LL教室やセルフ・アクセスセンターの充実度など。キャンパス内の施設が充実しているかも実際に留学生活を送る上で重要な決め手となるでしょう。

クラスあたりの人数-語学学校の1クラスあたりの人数は最大でも20人程度ですが、学校によっては10~15人等に制限している学校もあります。 大学やTAFE付属の語学学校は全校生徒数が多いため最大人数で行うクラスが多いですが、小規模の語学学校の場合は1クラスあたりの人数が10人にも満たないこともあり、生徒数が少ない分、授業中の一人当たりの発言回数が増えるとともに、先生が各生徒の英語力上達具合をより詳しく把握できるためきめ細やかなケアを受けられることがメリットとして挙げられます。

学生の国籍構成 - 国籍構成は各学校により、また入学時期により大幅に異なります。一般的に大規模な語学学校はその分全校生徒数も多いため、国籍構成豊かな環境が期待でき、よりオーストラリアならではの多国籍文化を感じることができるでしょう。小規模の語学学校でもバラエティーに富んだ国籍の学生が集まる学校であれば、授業以外でも英語を話す機会が増すだけでなく、異文化間の交流が活発で刺激があります。但し、学校が公表している国籍構成は学校全体で見たものであり、自分が配属される英語クラスが必ずしもその国籍構成であるとは限りません。クラスによってはアジア人生徒が圧倒的に多かったりと国籍に偏りが見られる場合もあります。

授業の時間帯 -各学校により大幅に異なります。たいていの語学学校の授業の時間帯は午前8時半頃~午後3時頃までとなりますが、全校生徒数の多い学校では午前制と午後制に分けたり、英語レベルごとに時間をずらして開講している学校もあります。また、学校によってはイブニング(夜間)クラスを設けている場合もあります。

場所 - 短期留学生は車やバイクなどの交通手段が無い為、最寄の駅から近いか、バスは通っているか、など交通の便が良い所を選ぶのが良いでしょう。 一般的にどの都市も市内中心地は交通は充実しており、語学学校も市内に位置している場合が多いです(大学付属の語学学校キャンパスは市内から離れている場合もあります)。

サービスの充実度 -ホームステイや学校生活で相談したいことがあれば個別に相談できるカウンセリングサービス、シェアハウスや学生寮などのハウジングサポート、希望する生徒向けに補習授業などがあると安心です。大学・TAFE付属の語学学校では、同校の一般学生向けのサービスを利用できることもあり非常に便利です。

アクティビティーの充実度-語学留学生活において一番重要なことは語学の勉強ですが、勉強の息抜きや互いの文化の理解を深める目的として、放課後や週末にアクティビティーやイベントの催しが盛んな語学学校もあります。そういった異文化交流を通して他のクラスメイトとも出会い、様々なバックグラウンドをもつ生徒とたくさん関わる機会が増えることにより、より充実した留学生活が過ごせるでしょう。

TAFEや大学との提携 - 特に現地での進学を考える方には重要。一定レベルのクラスを修了すると英語力が志望するコースの入学基準値をクリアしたことが認められ、IELTS試験を受験しなくてもTAFEや大学に進学できるシステムのある語学学校 もあります。

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