K.Sさん 修士課程

K.Sさん ♀(20歳代)、 日本在住

職業(留学前):学生 →職業(留学後):ラジオ局勤務

オーストラリアでの勉強

- - - 勉強した都市、大学、コース、コースの期間

メルボルン市の Monash大学

メディア・コミュニケーション学 Graduate Certificateコース


- - - パッケージ・プログラム(語学学校+本科、ファンデーション+本科)が必要でしたか?

はい。

- - - 語学学校・ファンデーションの就学期間の決定をする際、留学エージェント/日本語サポートサービスからサービスをうけましたか?

はい。IELTSの点数にあわせて英語のコース・期間を決めてもらいました。

- - - 勉強された都市、大学、コースを選んだ理由

メルボルンには初め旅行で来ていて、アートやカフェ、無料で楽しめるイベントが多いところがとても気にいりました。もう少しメルボルンにいたいという気持ちと、せっかく身に着けた英語をもっと伸ばしたいという気持ちからこちらで勉強してみたいと思うようになったのですが、どこでどんな勉強をしたいかは全然決めていませんでした。しかし、いつまでメルボルンにいたいかはわからないけど、もし日本に帰ることになってもちゃんと就職できるようにしておきたいという気持ちだけはありました。知り合いに留学後に帰国し、日本企業に就職が決まった人がいるのですが、以前その人と話したときに「日本の企業に、○○大学を卒業しましたと言ってわかるくらい名の通った大学に行ったほうが後々いい」と聞いたので、メルボルンにある教育機関で世界的にも有名な大学を探してみたところ、メルボルン大学・モナッシュ大学が著名な大学であることがわかりました。

   私は日本にいたときからコミュニケーション学に興味があったので、メルボルンでコミュニケーション学について勉強してみようと思い、メルボルン大学とモナッシュ大学のそれぞれのコースを調べてみたのですが、メルボルン大学の入学基準が厳しすぎたため、モナッシュ大学に進むことに決めました。市内にあるメルボルン大学に比べ、郊外にあるモナッシュ大学は生活費が抑えられることも魅力に思えたことの一つです。

語学学校を 15週間終え、大学のコースを始めることになったのですが、そのときになって授業が通っていた語学学校のあるコーフィールドのキャンパス内ではなく、市内のモナッシュ大学の会議室で行われることを知りました。教室が違うため、他の学部の学生との交流はまったくありませんでしたが、メディア・コミュニケーション学の学生はほぼみんなと知り合いになれました。

授業については、 Research and Writing in Australiaと Communications theories and practicesと The first media ageを履修することになりました。

Research and Writing in Australia :これから修士論文を書くための準備をするクラス。書き方の練習やリサーチの練習をします。課題はエッセーでしたが、最後の課題は自分で決めたメルボルンの観光名所について写真も入れたガイドブックを書くというものでした。

Communication theories and practices :コミュニケーション学をメディアと関連付けてふかく学んでいく授業。とても読みものが多く、メディア学を勉強していない人にはかなり難しい。

The first media age :オーストラリアのメディアの歴史、 21世紀におけるメディアの移り変わりなどを勉強する。

すべての教科がメディア学に関連したものであり、コミュニケーション学を中心にメディア学を少しだけ勉強したかった私には結構大変なコースでした。初めのころはあまり興味がなかったメディア学でしたが、勉強をしていくうちに社会にとってどのようにメディアが重要なのかを徐々に理解し、もっと関心がわくようになりました。

このコースの教授の一人である、トニー・ムーア教授は昔 ABC( オーストラリア放送協会)をはじめ、その他のメディア企業で活躍していたため、メディア業界との結びつきもある方でした。ムーア教授の計らいで、オーストラリアのメルボルンのギャングを舞台にしたドラマ「 Underbelly」の監督が講演をしてくださったり、シドニーでの研修でオーストラリアの大手新聞社の The Australianや Fairfax( The Ageや Sydney Morning Heraldを発行)、大手ラジオ局の ABC studio( Triple Jのスタジオ)、 ABCの番組撮影現場(「 Q& A」)を見学することができました。中でも Sydney Morning Herald誌の朝のミーティングを見学できたのはとてもよかったです。ミーティングではその日の新聞をどのような内容にするかという話をしていたのですが、話していたことが本当にその日の紙面に載っていて感動しました。

メディア業界で活躍したいなぁと思うようにはなりましたが、コースでの勉強は実践的なことよりも論理が圧倒的に多く、 1学期修了後日本に帰ってメディア業界で実際に働きたいと考えるようになりました。本来 1年半で卒業の修士コースでしたが、半年だけ勉強したことで Grad. Certificateを取得できました。大学の方いわく、 Grad.Certificateだけを取得するコースにはビザの関係で留学生は本来は申請ができないけれど、修士で始めてそのコースを一学期だけ終えて帰国してしまうのであれば Grad. Certificateは取得できるとのことでした。

モナッシュ大学についてですが、大学に大学院生のためにラウンジを設けてあったり、フリーランチが催されたりと、大学院生のためのサポートがとても手厚かったです。またトラブルがあったときには、国際交流課でとても丁寧に話を聞いていただきました。夜遅くに帰宅する人で学校付近に住んでいる人のためにナイトバスも出ていました。キャンパス間を移動するバスも随時運行していたので他のキャンパスの図書館に行く際にはとても便利でした。

 

- - - 都市、大学、コースでのよい経験

新しい知識を得られました。今まであまり考えたこともなかったことを深く考えられるようになりました。

ボランティアをした関係でいろいろな国の留学生やローカルの学生と友達になれました。

エッセーで英文を書くことが多く、そのための読み物もいっぱいあったため英語力が伸びました。

- - - 都市、大学、コースでの悪い経験

学期が始まると、使えるパソコンの数が激減してしまう。プリンターも大勢の学生が使っているので時間がかかる。

 

- - - オーストラリアでの勉強についての評価

満足。

初めはコミュニケーション学をやりたくてモナッシュ大学に行きましたが、意外とメディア学が面白かったのでよかったです。大変だった分、自分のためにはなったと思います。いろんな人や文化に会えたのもとてもよかったです。

- - - オーストラリアでの勉強は将来役に立つと思いますか?

はい。

今ラジオ局で勤務しています。モナッシュ大学でメディア学・コミュニケーション学の勉強をしてなかったらこの仕事に就くことは考えなかったと思います。

オーストラリアでの生活

- - - 住居形態は?

シェアハウス

- - - 滞在中に住居を変えたことはありますか?

いいえ。

- - - オーストラリアに暮らしてみてどうでしたか?よい経験と悪い経験を教えてください。

以前にホストファミリーとの生活を経験したことがあり、ファミリーによっては合わなかったりするため、思い切って最初からモナッシュ大学付近のシェアハウスに部屋を借りることにしました。その家は大学から徒歩5分で駅にも近く、周りにスーパーやレストランもあったので便利だったため、そこに住むことに決めたのですが、やはりシェアハウスもシェアする人との相性が合わないと大変だと思います。私の家は私のほかに4人いて、それぞれ香港人の男の子が2人、インド人の女の子が2人でした。香港人の男の子たちは家にほとんどいることがなかったため、交流はゼロに等しかったのですが、インド人の女の子2人にはとても仲良くしてもらえました。一緒に家の近くの運動場を走ったり、料理をしたりもしました。初めはとても好印象だったインド人の女の子は一緒に生活していくうち、2人のうちの 1人がまったく自分で汚したものをきれいにしない無責任な人であることがわかってきました。注意すると怒り出してしまい、こちらではどうしようもないということでオーナーに相談し、その人に退去してもらうことになりました。もう一人のインド人の子はとても責任感の強い子で、自分が使った食器は自分で洗うという、ごく当然なことですが大切なことがキチンとできる子でした。この子とは未だに連絡を取っていますし、昨年彼女の結婚式にも呼んでもらえました。

私の住んでいたコーフィールドはメルボルン市中心部からは電車で 20分ほどのところでした。トラムに乗って 20分もすればセントキルダのビーチにも行けました。語学学校にいたときは週末を利用し、友達とビーチに出かけたりもしました。モナッシュ大学の一番大きなキャンパスのあるクレイトンまでは大学のシャトルバスが平日運行していましたし、休日はメットリンクのバスを使うこともできました。

食べ物はほとんど近くのスーパーから買って自炊をしていました。オーストラリアは外食が高いため、自炊をしなくてはいけません。隣町のマーケットに週末出かけてバーゲンを狙うこともありました。日本食がどうしても食べたくなったときはメルボルン市の中心部にある大きなアジアン食材店で材料を買い、自分で作っていました。

コーフィールドは競馬場がそばにあるので、メルボルンでも有名なホースレーシングが見られます。日本の競馬とはまったく雰囲気が違い、メルボルンカップのときなどはみんな着飾っています。大学内で無料のランチイベントやスポーツイベントがあり、いろいろな人と知り合いになれました。

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