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学校情報−大学院でのコースワーク
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オーストラリアの大学院では、リサーチとコースワークという2種類のコースが用意されています。
リサーチでは自主的な研究成果である学位論文をもって学位を取得するのに対し、コースワークでは大学院レベルの科目を履修することで学位を取得します。修士号はリサーチとコースワークの両コースがありますが、博士号は例外的なケース(DBA、Doctor of Business Administrationなど)を除いては、リサーチのみとなります。
修士課程のコースワークへ入学を希望する場合、通常、次の条件が必要となります。 関連分野での学士号を持っている。 持っている学士号が関連分野のものではない場合、1年間の Graduate Diploma か Master Qualifying を前もって取得する必要があることもあります。(例えば、学士号での専攻が英文学で、修士号では環境科学を勉強したい場合など。)
英語能力に関しては、通常、次の条件が必要となります。
受験後2年間以内のIELTS総合スコア6.5以上、そのうち全てのセクションで6.0以上。
受験後2年間以内のTOEFLスコア577点以上(CBTの場合は233点以上、iBTの場合84点以上)、TWE/ER5.0(iBTだと22点以上)以上。
英語を公用語とする国で、英語での大学教育を2年以上受けており(それを証明する書類が必要)、それが入学申し込みから数えて過去5年以内であること。
コースワークの基本的なシステムは、必要単位分の科目を履修をすることで学位を取得することができるというものです。構成としては、大別すると2通りのタイプがあります。
@科目履修のみ:学生は定められた数の必修科目と選択科目を履修します。
A科目履修と研究プロジェクト:必修科目を終了した後に、選択科目として研究プロジェクトを選択できます。中には、研究プロジェクトが必修として繰り込まれているコースもあります。
@は関連分野の領域を幅広く学べるという利点があります。また、研究論文を書く必要がない分、比較的負担が少ないかもしれませんが、研究のスキルを学習することができません。
Aの形式のコースワークでは研究プロジェクトを選択でき、それを修了することによって、オーストラリアの大学から研究に必要なスキルを有していると認められます。研究能力を認められることによって、その後のさらなる研究(博士号など)も可能になるので、その可能性を考えている方はAの形式のコースワークを選択するのがよいでしょう。
実際に、Aの例としてモナシュ大学のMaster of Australian Studies (1.5年、3セメスター)のコース構成を見てみましょう。この修士号を取得するには合計72単位分の科目を履修する必要があります。そのうち必修科目は
AUS4010 Australian society and culture(12単位)
AUS4010 Australia in global perspective(12単位)
COM4001 Researching and writing Australia(12単位)
AUS5003 Research project in Australian Studies(12単位)or AUS5035 Research dissertation in Australian Studies(24単位)
の4つとなっていて、選択科目は
ENM4370 Contemporary Australian poetry and fiction(12単位) HYM4320 Citizens: Histories of Australian citizenship(12単位) PLM4370 Citizenship and democracy in Australian politics(12単位) PLM4800 Australian national government(12単位)
RLM4100 Religion in Australian society(12単位)となっています。 なので、AUS5003を必修科目で選択した場合、必修科目での合計単位は48なので、残りの24単位にあたる2科目を選択科目から選んで履修します。AUS5035を履修した場合は、必修科目での合計単位は60なので、残りの12単位にあたる1科目を選択科目から選んで履修します。
ちなにみAUS5003(12単位)とAUS5035(24単位)の違いは、研究論文に要される語数です。AUS5003では9千から1万語の研究論文、AUS5035ではその倍の1万8千から2万語の研究論文が、それらの科目の修了条件となります。 この例では研究論文を書く科目が必修となっていますが、選択となっているコースもあります。一般的には後者のケースのほうが多いようです。
作成: 200822月19日(火)15:36
更新: 200837月23日(水)13:24
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